絶望は、真実を受け入れるという安心

 

 

 

セッションのわりとすぐあとから、この前も書いたように、
恋がすべてを治す特効薬じゃないこと、ハピリーエバーアフターの最後のピースじゃないことにふいに気づいて、
絶望的というか、サンタはいないと知った子どものような気持ちになったけど、同時に深く安心もしたんだ。

恋はすごく美味しいけど、でもなくても幸せであれるもので、
ほんとはあるべきなのに欠けているものではなくて、あったら素敵なもの、豊かにしてくれるものだと思った。
欠けているものは、本当は何もなくて、素敵な外見も、かっこいい仕事も、人より多い年収も、子どもも、
はじめから、欠けてるものなんかなにもなかったしそれが豊かさなんだって思ったよ。

 

それから、誰かが私に愛を送ってくれるとき、
どうだ、わたしには愛される価値があるんだぞ、ではなく、ただその愛を受け取って幸せで感謝が湧き出る感覚がある。

xxxで出会ったすごく素敵な友だちで、I love youってしょっちゅう言ってくれる子がいて、
今までは、ただシンプルに嬉しい気持ちを押し流すみたいにして、こんな素敵な人が私を愛してくれるんだから、私にはその価値があるんだ、っていう快感があったってことに今さら実感を持って気づいて、
それを素直に認めたあとは、彼女の愛がそこにあることがただお日様の光を浴びるみたいに嬉しくて、
彼女がそれを惜しみなく差し出してくれることにただただありがとうと感じるよ。

 

xxxxに感じる愛情をそのまま自分に照射してみるみたいなこともやってみていて、
そうするとただ存在してる自分を静かにあたたかく見ることができて、
今までのこじれもねじれも試行錯誤も、ぜんぶ静かに愛おしいと感じるよ。

 

 

 

○

 

 

 

このオールイズグッドのコンセプト、「絶望」がまさにこんな感じでさ。

サンタがいないことを知るって、ただ裏切られたような絶望なんだけど、でもそれこそが本当の始まりで。

真実って、やっぱり安心を与えてくれる。

そこに素直にたどり着いてくれて嬉しいよ☺️

 

特に恋愛の、あの独特の高揚感や強い幸福感や絶対感。
あれは、偽物というわけではないけれど、中毒になるドラッグと同じで、真実から外れてしまうことも多いから。

それとどう関わっていくかって多くのひとにとって大きなテーマだと思うんだよね。

抱いていた理想や、必死で追いかけてきた何かが壊れるときって、絶望でしかない。

 

 

 

それはみんな癒しの過程と魂の成長、自分の人生を歩み始める瞬間に

必ず訪れるものだとおもう。

 

 

だからわたしは、その絶望のことを愛を込めて祝福と思っていて、それが全ての始まりで、

「本当のことを知る」

 

ということが、上にいただいたコメントのように

 

「心底本当の深い部分からの、安心」

 

に変わることをみんなに知って欲しいなと思う。

 

 

傷ついているときって、皆、真実を見ることを避けて、怖がり、ないものにしてしまう。そうすると、どんどん嘘を重ねてしまうことでしか、対処ができないようになってしまうから。

 

なんていうか、恋だけじゃなくてどんなことでも全てそうだけれど

ハッピーエンドや永遠の愛は、本当に存在する。

でも、それは、本当に本当に愛の世界は存在する代わりに、

本当の真実じゃない場所に、光を当てていかないと辿りつくことはできない。

 

 

 

その光を当てて、真っ直ぐにできた影のことを絶望と呼ぶのだよね。

 

 

オールイズグッド、絶望という祝福のこと。

ぜひぜひ香りも嗅いでみてね。

底なしの安心と大丈夫を、感じてください☺️

 

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