南風、にね、スライド。

今回ブレンドしたバスソルトには、好きな花だと伺っていた水仙の精油を入れた。
水仙の香りは、わたしも今回初めて嗅いだけど、なんて華やかでありながら可愛らしさもあって、母の愛のカーネーションにも少し似た、世界共通の愛のような。その方にぴったりの香りだと感じた。高価な香り。重厚感もある。

バスソルトは、例のユニバーサルな愛がテーマの南風に、

水仙と、カモミールの香りを使った。

 

カモミールの優しさのはなし
https://note.com/the_nene/n/n732fc2800019?magazine_key=me4ae0d707c79

とにかく自分に優しくできるように。
どんな真っ暗な、自分を痛めつけたくなるような状況でも、自分に対して優しい気持ちを持てるように。

そういう底なしの優しさを詰めるときに、カモミールローマンの香りを使う。

自分もそして、特性柄、あまりに苦しい状況が繰り返されたときに、地獄のような痛みを味わい、とてもじゃないが、そういう状況において「自分に優しく」の意味がわからなかった。

優しくして楽になるならどれだけだって優しくしたい。でも、こんな強い痛みの中で、どうやってそれを受け入れろと言うのだ、となまじ怒り混じりの時期は長かった。

そして最後、ようやくその意味が少しづつわかったのはとても最近だ。

どんな絶望的な瞬間ですら、自分に優しくすること。

すべてを受け入れること。

それは諦めではなく、文字通り底なしの優しさを使う感覚だった。

 

 

Neneは、耐えられない自分に対面したとき用に。

一滴手のひらにたらして、自分を抱きしめるようにしてみてくださいと伝えた。

手のひらをこすって、香りを全身に浴びるみたいにする。

お守りのようにただ持っているだけでいい香り。

 

マインドフルネスで穏やかで静かなときも、内側が暴れて苦しいときも、すべてを包み込んでもらるような、本当に秀逸で可愛らしく高貴な香り。

 

まだラベルができていないSlideという香りは、日々の暮らしや生きていく上で困らない状態に、シフトしてゆくために自分が使っている香りでで、今回同封した。

菩提樹の香りをベースで、ポジティブな変化と、望みを叶えていくとき対応していくときに、辛い浄化や好転反応などの強い痛みが、できる限り自然に、ゆるやかな上り坂を登るように願いを込めてある。

 

望みの生活や人生をイメージして、その変化を祝う気持ちのとき使ってもらえたら嬉しい。

夜投函して、翌日すぐ届いたすばらしいしごできの日本郵便さま。