あの頃のラインナップは、自分が努力して成長するための香り揃いだった。 ラベルを整理していて、TC(ティアーズチアーズ)という香りを見ながら、そうよなあ、めちゃくちゃ苦しい中毒のような依存的な状態、過去にわたしも何度もくぐりぬけたので、そのために作った香りがある。 Tears Cheers, -ティアーズチアーズ “手放し” たとえばダメとわかっているのにやめられない習慣とか、恋愛とか、そういうもの。 執着や、中毒を手放して、健全なエネルギーの輪に入るための、お別れの香りだ。 今回テーマで伺っていたのが、依存症の苦しさや中毒の苦しみが、周囲の人になかなか理解してもらいづらいというものがって、一瞬TCかなと思った。 でも、わたしが自分でこれまで過去、執着や依存、中毒だと思って苦しんできたのは全て、本当は、蓋をあけてみれば、 特性上、本当に保護者として守ってもらう支援が必要だったという部分だった。 たとえば小さなこどもが、母親や父親にすがりついて泣いたり、居ないときに食事も取らずに右往左往してしまう状況のことを、依存症とは呼ばない。執着でもない。中毒でもなければ病気でもなければ、 人間性は一切関係なくて、ただ、生きる上での能力がまだ、未熟だからこそ、保護される義務が社会にはあるのである。 でも、同じ特性を持つわたしたち大人は、そうはいかない。 大人の発達障害で、助けがたりていないにも関わらず、それが何かの形で不安や病気、依存症などの形で出たとしても、とても気づいてもらいづらいものだ。 人間性のせいにされたり、努力が足りないといまだに誤解されるケースは山ほどある。 このTCという香りは、そういう特性関係なしに、悪いものにしがみついてしまうときに、自分が勇気をもって成長するための香りだ。 でも、成長しようがない脳の特性による苦しさをもし、乗り越えてゆくのだとしたら、それは自分を受け入れていったり、ゆるしたり愛したり、大切にするというプロセスになると思う。 自分が苦痛を味わってきたのは、誰のせいでもない。 自分が悪いわけでも、人として堕落しているわけでも、弱いわけでもなんでもなくて、ただ単に、「実行機能」と呼ばれる脳の機能が、最初から特性としてうまくファンクションしていないというだけ。 発達障害の子に多いゲーム障害の記事 (ゲーミングディスオーダーっていうんだって。現代っぽい病気。) 2次障害を防ぐのは、本人ではない。もちろん「助けをもらおう」という意志がそこには大前提ではあるが、周囲が気付き、そしてサポートする決意があって初めてそれは、うまく健康的なサイクルに入ってゆく。 そのための、サポートの香りが、自分で断腸の思いで断ち切る過酷なものではなくて、ただ、 「ああもう苦しまなくていいんだ。自分は、助けてもらえばいい。コントロールできない自分は、自分のせいじゃなかった。」 そんな安心感に包まれていてほしいと思った。 そこは、ひとりでがんばらなくてもいい世界。 助け合いがあり、誰のせいにもされない、自分もひとに与え、そして自然と与えてもらえるそんな世界には、コントロールできずに苦しむ人はきっとひとりも居なくなる。 そんな世界にみんなで向かうための香りを、これからも作ってゆきたい😊
がんばらなくてもいい世界
あの頃のラインナップは、自分が努力して成長するための香り揃いだった。
ラベルを整理していて、TC(ティアーズチアーズ)という香りを見ながら、そうよなあ、めちゃくちゃ苦しい中毒のような依存的な状態、過去にわたしも何度もくぐりぬけたので、そのために作った香りがある。
たとえばダメとわかっているのにやめられない習慣とか、恋愛とか、そういうもの。
執着や、中毒を手放して、健全なエネルギーの輪に入るための、お別れの香りだ。
今回テーマで伺っていたのが、依存症の苦しさや中毒の苦しみが、周囲の人になかなか理解してもらいづらいというものがって、一瞬TCかなと思った。
でも、わたしが自分でこれまで過去、執着や依存、中毒だと思って苦しんできたのは全て、本当は、蓋をあけてみれば、
特性上、本当に保護者として守ってもらう支援が必要だったという部分だった。
たとえば小さなこどもが、母親や父親にすがりついて泣いたり、居ないときに食事も取らずに右往左往してしまう状況のことを、依存症とは呼ばない。執着でもない。中毒でもなければ病気でもなければ、
人間性は一切関係なくて、ただ、生きる上での能力がまだ、未熟だからこそ、保護される義務が社会にはあるのである。
でも、同じ特性を持つわたしたち大人は、そうはいかない。
大人の発達障害で、助けがたりていないにも関わらず、それが何かの形で不安や病気、依存症などの形で出たとしても、とても気づいてもらいづらいものだ。
人間性のせいにされたり、努力が足りないといまだに誤解されるケースは山ほどある。
このTCという香りは、そういう特性関係なしに、悪いものにしがみついてしまうときに、自分が勇気をもって成長するための香りだ。
でも、成長しようがない脳の特性による苦しさをもし、乗り越えてゆくのだとしたら、それは自分を受け入れていったり、ゆるしたり愛したり、大切にするというプロセスになると思う。
自分が苦痛を味わってきたのは、誰のせいでもない。
自分が悪いわけでも、人として堕落しているわけでも、弱いわけでもなんでもなくて、ただ単に、「実行機能」と呼ばれる脳の機能が、最初から特性としてうまくファンクションしていないというだけ。
発達障害の子に多いゲーム障害の記事
(ゲーミングディスオーダーっていうんだって。現代っぽい病気。)
2次障害を防ぐのは、本人ではない。もちろん「助けをもらおう」という意志がそこには大前提ではあるが、周囲が気付き、そしてサポートする決意があって初めてそれは、うまく健康的なサイクルに入ってゆく。
そのための、サポートの香りが、自分で断腸の思いで断ち切る過酷なものではなくて、ただ、
「ああもう苦しまなくていいんだ。自分は、助けてもらえばいい。コントロールできない自分は、自分のせいじゃなかった。」
そんな安心感に包まれていてほしいと思った。
そこは、ひとりでがんばらなくてもいい世界。
助け合いがあり、誰のせいにもされない、自分もひとに与え、そして自然と与えてもらえるそんな世界には、コントロールできずに苦しむ人はきっとひとりも居なくなる。
そんな世界にみんなで向かうための香りを、これからも作ってゆきたい😊
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